院長の熱い思い⑥(背骨とストレスと睡眠とパフォーマンス)1番伝えたい事

こんにちは!
東京都東大和市にある「かとう鍼灸院 整体院」の仮面ライターBです。
少し間が空いてしまいましたが、前回の続編をお伝えしていきたいと思います^_^
前回は、施術の評判について自画自賛してもらいました。今回は院長の希望で『背骨とストレスと睡眠の関係について』聞いていきたいと思います。

B「院長!今回は前回長くなりすぎてお聞きできなかった『背骨とストレスと睡眠の関係について』を宜しくお願いします。」

院長「お時間作って頂きありがとうございます。
これも私の経験からお話させて頂くのですが、背骨が詰まって硬くなってる人はストレスが強い生活を送っていたり、忙しくて休みが取れていない、仕事でずっと座っていて姿勢を変えることができないなどの原因があります。背中が辛いと言う方も多いですが、自覚症状の無い方もいます。ですが、背骨が硬くなっている方のほとんどがぐっすり睡眠がとれていないと自覚しています。睡眠がとれていると思っていても『施術した日は特にぐっすり眠れる』とよく言われます。」

B「背骨が硬くなると睡眠の質が悪くなると言いたいのはわかりましたが、背骨とストレスがどう繋がってくるのですか?」

院長「背骨は普段あまり動かさないし、手足に比べて可動性も少ないので意識しにくい所でもあります。そのせいか疲労や睡眠不足などのストレスの影響で、背中は筋肉の緊張や血行の悪化が起こりやすく、結果として背骨が硬くなっていきます。その結果、ストレス→背骨硬くなる→睡眠の質の低下→ストレス→背骨硬くなる…
という悪循環になっていきます。」

B「ストレスがかかると背骨が硬くなって、睡眠の質が低下するから背骨のケアはした方が良いということですね。ご説明ありがとうございました。次回は」

院長「待ってください!Bさん!ここからなんです、1番伝えたいのは!」

院長「ここからさらに根拠のない、僕の経験に基づく個人的な考えを話します。
硬くなった背骨はメンタル、思考パターンにも影響します。」

B「何を急に変なことを言ってるんですか!でも、面白そうなので続きを聞かせて下さい。」

院長「ありがとうございます。背骨が硬くなっていくと、考え方が『どうせ自分なんて…』というような卑屈な考えになってきたり、『あれもこれもやらなきゃ』と余裕が無くなったり、視野が狭くなりミスが多くなったり、良いアイディアが浮かばない、楽しいと思えることが減ったりしてきます。」

B「なにかそう思った理由があるのですか?」

院長「私自身の経験と施術した方の感想から関係性が深いと感じるようになりました。背骨を緩ませるようにしてからは楽しく感じることが増えたし、良いヒラメキが増えました。目標に向かって正しい努力ができるようになった気がします。」

B「背骨を緩めたら、良いヒラメキが増えたと言いますが、なぜそう感じるのですか?」

院長「私の考えですが、普段の生活で、人の考えられる頭の容量は決まってると思います。この頭の容量を空のコップに例えて説明したいと思います。体の辛い所や精神的に負担になってる事があると、それによって頭の容量が使われてしまって、コップの半分に水が入ったします。すると残りは半分しか水が入りません。このコップの空いてる半分の容量で考えたり、判断しないといけません。パソコンやスマホでも残りの容量が減ってくると動作が遅くなりますよね?人間も同じです。
コップは自由に大きくすることはできないので、できるだけ最初に入ってしまう水の量を減らすことが重要になります。入ってしまう水の量が半分から1/4に減ると残りの容量は3/4に増えます。容量が増えたことにより、良いヒラメキだったり、正しい判断ができたり、人に優しくなれたり、楽しく感じる事が増えたりします。」

院長「私以外の感想で言うと、定期的に施術を受けている方からは背中が緩むとよく眠れるし、視野が広くなって良い判断ができると言われます。
来店された方は皆さん「スッキリした」と表情が明るくなって帰っていきますね。」

B「素晴らしいことを言っていると思いますが、院長の言っている経験とは何ですか?そこの説明が無いといまいち納得できないです。」

院長「そうですよね。私の言っている経験とは簡単に言うと野球選手時代にケガなどで苦しんだが、原因を突き止め改善できたということです。

詳しく話すとプロ野球選手時代、私は育成選手だったのでアピールしないといけない立場でした。育成選手だと1軍の試合で投げることができないので、テレビに映ることもないし、有名になれません。別に有名になりたい訳では無かったのですが、1軍で活躍したかったのです。なので、誰よりも練習をし、誰よりもボールを投げました。しかし、体の回復が追いつかず疲労から自分の身体の細かいバランスがわからなくなってきました。その影響で肩が痛くなり、肘が痛くなり、投げる感覚にズレが生じて、イップス(選手が本来の技術やパフォーマンスを発揮できない状態)になりました。
これからもっと専門的な話になって、何を言っているのかわからない方がでてくると思いますが、突き進みたいと思います。
私(右投手)の場合、右打者に投げる時に顕著に症状がでます。私の感覚ではアウトロー(外角低め、右打者から1番遠い所、投手の生命線と言われる)に投げているのに、実際は右打者の頭付近にボールが抜けてしまうのです。石みたいに硬いボールが頭に当たるとかなり痛いし、痛いだけで済まないことがあります。思いっきり投げたボールが意図せず頭に•••。自分が本当に怖くなりました。自分の投げることが信じられなくなりました。マウンドで手が震えていました。右打者が立っていなければそんな事はありません。
なんとか克服しようとやはり誰よりも投球練習をし、トレーニングやストレッチなどのケアもしました。その結果、筋力や柔軟性は上がっているのにパフォーマンスが上がらない。肩、肘に痛みが無くなってもイップスの症状もパフォーマンスも変わりません。いつからか、力が下半身から体幹通って腕まで伝わる連動がどこかで途切れて腕まで伝わらなくなっていました。そして、大好きだった野球も嫌になってきました。

この症状が変わらず、引退になりました。
野球中心の生活が終わり、サラリーマン生活になり、たまに野球をする事がありましたが右打者に投げる怖さや、下半身からの力の連動は変わらず治っていませんでした。

この経験から休むだけでは治らないことがわかり、自分で自分を治したい。これができたらケガやメンタルからパフォーマンスが上がらずに苦しんでいる選手を救えると思い、体の勉強やトレーニングの研究を始めました。

まずはサラリーマンをしながら整体学校に通い、知識と技術を学びました。そこで出会った先生から関節の1つ1つを動かしてひっかかりを取ることを学び、施術を受けると体が連動してくることに気付き驚きました。『現役の時に知りたかった』と心底思ったのを覚えています。
それまでケアやトレーニングで意識していたのは筋肉だけでした。筋肉へのアプローチではいくらやっても変わりませんでしたが、関節のひっかかりを取ると改善してしまったのです。
原因は筋肉の奥にある骨、関節でした。今考えてみれば、筋肉は骨に付いているので骨を動かせば筋肉に影響がでるのは当たり前ですよね。

私は今、この関節のひっかかりを取る整体法、体操、機能向上トレーニングを行いセルフケアをしています。このおかげで引退する時に悩んでいた体が連動しないことやイップス症状は無くなり、気持ち良く投げることができ、また野球が楽しいと思えるようになりました。
話が長くなってしまいましたがまとめると、

①立場的にもアピールしないといけないという思いから精神的に負担が増した。そして、上手くなりたいという思いから練習量が増え疲労が蓄積し背骨がガチガチに硬くなった。

②ガチガチに硬くなった背骨の影響で下半身からの連動が無くなり、パフォーマンスが低下した。

③思い通りに投げられないから結果を出せず、メンタル的にも追い込まれ、練習しなきゃいけないとなってしまった。視野が狭くなり正しい努力ができなかった。

①②③の悪循環にはまってしまい、考え方も卑屈になっていたと感じますし、毎日が楽しくなかったです。この時に背骨を緩ませたり、関節のひっかかりを取ることを知っていたら、今頃プロ野球選手として大活躍していたかもしれません。」

B「活躍できていたかはわかりませんが、その経験を活かして困ってる人の力になれるといいですね!」

院長「はい。私も色々な人と出会い、支えられてここまで来れたと感じています。なので、今度は私が困っている人の力になりたい、と強く思っています。

人生つまらない、楽しいことがないと思うことがあるなら背骨が硬くなっているのかもしれません。
私の施術の狙いは

①ひっかかりを取り、動きやすくすること

②ストレスを下げること

の2つです。
『心も体も健康に』
背骨が緩んでストレスが下がると

•楽しいと思えることが少し増えます。
•子供に対していつもより優しく接することができます。
•動きやすくなります。
•アスリートなら体が反応しやすく、変に考える事が減り、集中しやすくなることで本来のパフォーマンスが出やすくなります。
•定期的に施術を受けることで調子の波が安定し、パフォーマンスを維持しやすくなります。」

院長「ちなみに、野球選手の話になりますが、様々なチームを見てきて良い選手は明るい選手が多いです。いつも楽しんでいるように見えます。特にプロ野球選手の集団は本当に明るいですし、元気です。
背骨が緩いからいつも楽しく明るく過ごせている。いつも楽しいから背骨も硬くならない。だから高いパフォーマンスが発揮できるのです。実際に野球選手に施術をすると普通の人よりも弾力があり、緩むのも早いです。

背骨が緩んでいて、可動性が出ると動きに連動が生まれ、爆発的なパワーが出てくるように感じます。
チーターが走るとき背骨がグニャグニャ動くからとてつもなく速く走れるし、魚も背骨がグニャグニャ動いているから速く泳げるのです。
人間も同じです。オリックスの山本由伸投手やヤクルトの高橋奎ニ投手などはとてつもなく柔らかく、強い背中があるので、超人的なパフォーマンスが出ているように感じます。」

院長「伝えたい事が多く、大分長くなってしまいました。すみません。」

B「院長の熱い思いが聞けて良かったです。でも、これをまとめる私の身にもなって下さいね!」

院長「あ…でも、私の中で1番大事だと感じている所を伝えられて満足しています。」

B「ありがとうございました。そういえば院長、大事なことを聞くのを忘れていました。

どんな治療をしているのですか?」

次回は院長の施術について聞いていきたいと思います。最後までご購読いただき、ありがとうございました。

仮面ライターB


「姿勢•可動域改善はあたりまえ。動作改善を目指します」
「元プロ野球選手の院長が現役の時に受けたかった治療をしていきます」


かとう鍼灸院 整体院

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元プロ野球選手のはり師きゅう師 整体師
加藤貴大