再生工場

こんにちは!
東京都東大和市にある「かとう鍼灸院 整体院」の仮面ライターBです。

今回も突撃インタビューなのですが、院長の話が長いので要約を先に書いておきます。野球色強いです。

①関節のひっかかりを取って、動きやすくすることで復調し、良い結果を出す選手が多く、院長は「再生工場」と呼ばれる。

②毎日感覚が違い、フォームばかり気になるのは、脳が自分の体の関節を正しく認識してないから。毎日自分で自分の体を触り、関節を動かすことで脳が認識してパフォーマンスの、安定、向上に繋がる。

それではインタビューをお楽しみ下さい。

B「院長、突撃インタビューのお時間です!」

院長「いつもありがとうございます。」

B「院長、アスリートの方からかなり好評を頂いてるそうですね。再生工場と呼ばれてるそうで。」

院長「どこで聞いたんですか。否定はしないです。
高校・大学・社会人の野球選手の話ですが、私が施術して関節のひっかかりを取って背骨を動きやすくしたことで、次の試合でヒットを打ったり、ピッチャーだったら球速が上がったという嬉しい報告を多数受けています。
施術に加えて、投げる・打つなどの動作での体幹の使い方の指導を加えることで、打球が強くなった、飛距離が伸びた、ピッチャーだったら自己最高球速を更新し、球の伸びが変わった選手もいます。」

B「なんだかすごいですね。秘孔でも突いたのですか?」

院長「いやいや、関節のひっかかりを取って動きやすくしただけです。施術後の感想としては、なんか体が動きやすくなった気がする。首が回るようになった気がする。という言葉が多いので、劇的な変化はありません。でも、その少しの変化がパフォーマンスへの影響が大きいのです。

あとプロとアマチュアの体幹の使い方の違いを教えてパフォーマンスを向上させています。」

B「院長が施術すると上手くなるということですか?」

院長「その人本来の動きができるように手助けしているだけです。なので、もともと良いモノを持っている『中の上』とか『上の下』くらいのレベルの選手を見るのが得意です。

当たり前なのですが、技術がいきなり上達することはありません。
でも、関節のひっかかりによって動きに制限があり、本来の動きができてなかったのなら、施術により動きやすくなったことで上手くなったと感じるかもしれません。
関節のひっかかりによって動きに制限があるのが普通と感じて、本来の実力がわからなくなってる人も多いです。そこから自分を疑ってしまい、自分を見失う。

なので、できれば自分を見失う前に相談して欲しいです。
関節のひっかかりが多くなると、連動性が失われるので、毎日感覚が違うことからフォームばかり気になってしまい、チェックポイントが増えてしまう人が多いです。
そんな状態だと野球だと相手との勝負なのに、自分との勝負になってしまう。野球は個人競技では無いので、試合中にどれだけ相手や周りを見ることができるかが大事になります。
できるだけ自分への負担を減らしたいですよね。私の考えは「体が動きたいように動けば良い」と思ってます。その為に、体が反応する体作りをすることが大事です。固定概念ではなく、自分の体と会話する。
フォームは作るものではなく、作られるものです。
答えは自分の体にあります。強い球を投げられるフォームが良いフォームだし、強い打球が打てる打ち方が良いフォームです。
それを続けていくと結果として理想のフォームに近付いていきます。」

B「院長の言う体が反応する体作りが難しいんですよ。どうすればいいのですか?!」

院長「毎日自分で自分の体を触り、脳に関節などを認識させる。あと体操などで関節を動かすことが大事です。四肢の動きに振り回されない体幹を作る。軸やバランスを意識しながらトレーニングして自分の体と会話することですかね。レベルが上がれば上がるほど、自分の体と会話する必要が増えてきます。」

B「そういえばさっき皆フォームばかり気にすると言っていましたが、なぜでしょうか?」

院長「それは脳が自分の関節の位置を正しく認識できてないからだと思います。脳の認識が甘いと思い通りに体を動かせていません。脳に「ここは関節で動かせるんだよ」など認識させることで関節可動域が増えるし、調子の波が少なくなるのでフォームが気にならなくなってきます。」

B「院長、何を根拠に言っているのでしょうか?」

院長「これは経験談ですね。私自身、現役時代に毎日感覚が違うし、フォームばかり気になって相手と勝負できずに悔しい思いをたくさんしてきました。肩を痛めてから体の連動性が失われて、今まで普通にできたことができなくなり、自分を疑うようになり、自分を見失いました。
今考えれば、肩を痛めたから連動性が失われたのではなく、20才を超えて体が強くなるが関節がひっかかりやすくなるという変化から、背骨の動きが徐々に悪くなっていき、負担を全身に分散させることができず、肩に集中してしまい痛めた。その後のリハビリでも肩はケアしましたが、全身の関節のひっかかりを取るようなことはしてないので、痛みが無くなり復帰しても連動性は失われたままで思うようなパフォーマンスが発揮できなかったんだと思います。

引退してからですが、自分の体を治そうと体の勉強やトレーニングの研究をしていて、巡り合った関節のひっかかりを取る技のおかげで体が連動しない悩みが無くなりました。

現役の時に知っていれば•••と思いましたが、この知識や技術で今悩んでる人の力になりたい、これによって救われる人が多いと感じ開業させて頂きました。」

B「関節は気付かないうちにひっかかってしまい、連動性が失われる。原因は関節がひっかかってるだけなのに、フォームのせいにして形ばかり気になり、自分を見失ってしまう。だから、まずはひっかかりを取って動きやすくすれば本来の自分の動きが戻ってくる。ということでよろしいでしょうか?」

院長「わかりやすくまとめて頂き、ありがとうございます。

最後にフォームの話ですが、すごい選手の投げ方や打ち方をマネしますよね?フォームが同じようになっても、同じパフォーマンスは出ないですよね。これは物事には段階があるので、自分に合ったレベルの課題に取り組まないといけません。そして一つ一つ課題をクリアしていき到達することで同じパフォーマンスを出せるようになるのですが、いきなり最終地点をやろうとして形を同じにしても中が空洞なので、本物にはなれません。

背伸びせず、今の自分の課題を一つ一つクリアしていって欲しいですね。

皆さまのことを応援しています。」

今回もご一読頂きありがとうございました。


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元プロ野球選手のはり師きゅう師 整体師
加藤貴大